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執筆者の写真楽人塾代表 ふじたの挑戦

「型」があった方がクリエイティブになれる




「絵本道」として正しい絵本の読み方という「型」を作ったのには理由があります。


人間は制限、つまり「型」があった方がクリエイティブになれるからです。


もし、キャンパスに大きさの制限がなかったら、ダヴィンチはモナリザを描くことができたでしょうか?

もし予算や時間の制限がなかったら隈研吾はあの国立競技場を作ったでしょうか?

全ての人間はある程度の制限の中で自由に遊ぶことができるのです。


大人の心を自由にするために、あえて「型」を作りました。


絵本りんご姫はAIで作ったことが話題になりがちです。

でも、より重要な挑戦は、「大人のための絵本」という概念の創造をしていることです。

大人が読むことで幸せになるために、この絵本を作りました。


しかしこれが本当に難しい。

絵本=子供の本

という既成概念が壊しにくい。


絵本を読んだ感想を僕に送ってくれる人はほとんどがプラスの感想ですが、

唯一の苦情が「ルビ」をふって欲しかった。

子供が読めないというものでした。

僕は「大人のための絵本」というコンセプトのためにあえてルビを外しました。

そして、

心の専門家の方にインタビューし、自分と対話するのに最も適している絵本として作りました。


僕は「りんご姫」を使って、

大人にもっと自分を大切にしようって訴えたかった。

今、大人向けの絵本が見直されています。

多くの経験をした大人だからこそ絵本を読みながら深く考える時間にすることができます。

私たちはつい頑張りすぎて、他人ばかりに気を使っていつも自分のことは後回し。

時には自分にお金や時間を使ってあげてもいいのではないでしょうか?

そのプチ優雅な時間を持つために絵本を利用するということを考えたのです。


大好きな絵本を購入して、大好きなお茶を淹れて、大好きな場所で素敵な音楽を聴きながら絵本を読む。

絵本を鏡として自分と対話する時間にする。

より効果の高い素敵な時間にするためには「型」が必要です。「型」があることにより、実は心は「自由」を得ることができるからです。


絵本道の核になる部分は、茶道で言うところの市中山居(しちゅうのさんきょ)をいかに作り出すかということです。

市中山居とは、市(まち)に居ながらにして、山のような別世界を作り出すことです。

日常の忙殺から逃れることができる別世界を作り出す。

もしそれが作れれば、心が乱れた時に、一旦深呼吸をして、自分を整える場所を持つことができます。

わざわざ軽井沢に行かなくても、仕事の終わった夜に自宅に居ながらにして、あなたは軽井沢に行けるのです。


そして、夜、自宅にいながら、軽井沢で、絵本と優しい時間を過ごすことができるのです。


市中山居に逃げ込めるのです。


いつも頑張ってしまうあなたに

自分を後回しにしてしまう優しいあなたに

この絵本道という正しい絵本の読み方は

心が自由になれる場所を提供できるのではと思っています。


まだまた開発中です。

一緒に考えてくれる人、コメントお願いします。

絵本道をブラッシュアップしたいと思っています。


どんな絵本を読むのがいいのか?

それはお任せします。

どの絵本も自分を写す鏡になってくれるでしょう。


もしおすすめを聞かれるなら、当然ですが、絵本『りんご姫』をお薦めします。


この絵本は大人が自分と対話するために作られました。

だから絵本道にぴったりの絵本なのです。

大人用だから絵本のくせにルビもふっていません。

(幼児に対しては不親切ですね(笑)それはわかってやっています。)

そして、読まれた方は気づかれたと思うのですが、

絵本の中に鏡が頻繁に出てきます。

これは、心の専門家の方々にインタビューした時に、みなさん言われる

「一流のカウンセラーは鏡になれる人」

ということを実践しているからです。

カウンセラーがいないかのように自分で自分と対話し

心を整えるような環境を作り上げてあげること、それができれば一流であると。

そのために、カウンセラーは鏡のようになっていればいい。

絵本『りんご姫』は心の専門家の方の意見を取り入れ

大人が自分と対話するために最も適した絵本として作られています。


ぜひ、絵本道を実践するときに試してもらえたらと思います。



=======


絵本道動画アップしました。

正しい絵本の読み方を解説している動画です。

いいですか?

この通りに届いた絵本を読んで下さい。

そうすれば効果がアップです。


https://www.youtube.com/watch?v=lBJBgHhAyIw



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